■岡山県赤坂町へ
はじめまして。〈庭仕事ひろば〉です。
わたしたちがコンポストトイレに出会ったきっかけ、それは1998年の夏でした。
岡山県赤坂町で、田舎暮らしの第一歩を踏み出しました。
自然エネルギーを最大限に利用して、できるだけ既存の水道・電気・ガスを使用せずに地球環境への負担を抑える暮らしをしてみたい。
畑で野菜を育てる生活をはじめました。
そんなとき、必ずあたる壁がトイレです。
浄化槽は設置も維持も費用がかかります。汚泥を浄化して川に放流することが出来ると云いますが、本当にそうでしょうか。
それに、水洗トイレは、大量の水を使います。飲料用の品質の水を毎月何百リットルも使うのはおかしなことです。
■答えは遠い国に
解決策をさがすうち、〈コンポストトイレ〉というものがあると知りました。
水も電気も使わず、大や小を堆肥にして土に還すというトイレです。
微生物の働きでコンポスト(=堆肥分解)するしくみです。
コンポストトイレはスウェーデンやカナダで盛んであると知りました。
原理は簡単です。あとは、うまく運用できるかどうか、日本の気候に合うかどうかです。
■コンポストトイレの研究・普及へ
カナダSun-Mar社も訪問し、情報交換をおこないました。
その後、わたしたち〈庭仕事ひろば〉は、二十年にわたってコンポストトイレの実践と普及につとめてきました。
北海道から沖縄まで、森や山や海や、住居や別荘、畑の小屋でも、
いろいろな用途に合った、いろいろな方式のコンポストトイレを提供します。
ながくアフターサービスに務めます。
トイレを長いあいだ使っていただいて、これしかない、と言っていただけるように。
土地の気候や、人数によって分解速度がちがうので適切にアドバイスをさしあげます。
それでは、コンポストトイレとはどのようなものか、知っていただければ幸いです。
コンポストトイレは場所を選びません。
ほとんど「置くだけ」です。水を使いませんので、配管工事も不要です。
たとえば、畑小屋には〈エクセルNE〉、工房には〈エクセル〉など、
用途に応じて、適合するモデルを選んでください。
山や海の別荘、ログハウス、工房、
農作業の小屋、汲みとりからコンポストトイレへ。
野外ワークショップ、山の施設、キャンプ場、
田舎暮らし、古民家再生、"はなれ"などに。
DIYで簡単に設置して使えます。換気パイプやドレインホースなど、設置に必要な部材はすべて含んでお届けします。
コンポストトイレ(バイオトイレ)とは、微生物の働きで排泄物を分解して堆肥にするしくみです。
原理は簡単なものです。適切な湿度、温度、そして空気があれば、好気性微生物が活性化し、有機物を二酸化炭素と水分に分解します。
この三つをうまく整えるために、木質チップを使ったり、便槽の形状を工夫したり、撹拌装置や換気扇をとりつける。これがコンポストトイレです。
排泄物の約90%は水分なので、残りはわずかです。養分を含む土(堆肥)としてリサイクル出来ます。
コンポストトイレ(エクセルNE)がテレビで紹介されました。
生活排水の処理なども紹介されています。
庭仕事ひろばブログ〈五風十雨〉では いろいろな雑排水処理方法 も
ご紹介しています。
いろいろなモデルがあります。どれが一番用途に合うか、分かりやすく説明します。
電気をつかわないモデル、電気をつかうモデル、災害用に適したモデル、少人数用、狭い場所に設置できるモデル、簡易水洗式モデルなど、多岐にわたります。
大と小を分別して処理する方式、そうでない方式があります。
使い方は簡単です。
1日に一度ほど母材となる木質チップを追加投入します。
1〜2日に一度ほどハンドルを回して撹拌(かくはん)します。
1〜2ヶ月に一度ほど、取り出しの時期となります。
モデルや使用人数によって異なりますので、それぞれのペースを決めます。
コンポストトイレを導入いただきましたら、しっかりサポートさせていただきます。
設置について、使用について、
お客さまのご利用状況などをお伺いしながらより良い使い方をご提案をいたします。
万一のトラブルにも対応します。
堆肥改善のための活性剤などもご提案いたします。
推奨商品は庭仕事ひろばのオンラインショップでもお買い求めいただけます。
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