2013年11月アーカイブ

コンポストトイレをお使いになるとき、余剰水分がある場合はどのように処理したらよいでしょうか。

コンポストトイレ「エクセル」「コンパクト」などの電気を使うモデルの場合は、内蔵のヒーターの働きで水分を蒸発させます。利用人数や周辺温度の条件がととのっていれば、分解熱も手伝って、水分はほとんど蒸発させることができます。

しかし、電気を使わないタイプ「エクセルNE」等の場合、また電気モデルでも利用人数が多い場合など、余剰水分が発生します。
※NEは、ノン・エレクトリック(電気を使わない)の略です。




尿の活用例201202.jpgこの水分を一時的にポリタンクなどで受けてから、肥料(液肥)として使用します。

水分は重たくなるので、100Lなどの大きなポリタンクを畑に据え置いて、そこに排水ホース(または塩ビパイプ)を延長するのも良いでしょう。

usui_kishaku.jpg畑にまくために、消毒してから希釈して下さい。
石灰窒素を約2〜3%加えて有害菌を減菌し、一昼夜おいてから、水を加えて5〜10倍に希釈すると肥料として使えます。
(希釈をするのは、植物の害になる塩分濃度を薄めるためです。)
希釈には、雨水を利用すると便利・節約的です。

hatake_ni_maku.jpgその他には、 「コンポストパイル」という方法もあります。

肥料として畑にまく、というのは良いリサイクルなのですが、実際には、頻繁に水を撒くのは骨がおれることとなります。季節によって撒く必要がない場合もあります。

これは、次の写真のように、母材(写真の例は籾殻です)にコンポストトイレからの余剰水分をしみこませる方法です。

前述のように石灰窒素で滅菌してから一昼夜おいてから行って下さい。畑でおこなうと雨・夜露などで自然に希釈され、周りの植物が養分を吸収します。
ここ数年間の実践では、塩害を発生している様子はありません。


4.jpg

ジョウロを使ってパイルに撒いています。籾殻は材料としてお勧めできます。夏でもコバエが全く近づきません。

次の写真は、籾殻ではなく、枯れ葉や朽ち木を使ったものです。カゴは(底が)穴があいているものを使用します。

compostpile_kago.jpg冬の果樹園にて。竹のチップを使用した例。

compostpile_bamboo.jpg

お風呂/シャワーや台所の排水、いわゆる生活雑排水について、環境にやさしくて安価な処理方法をさがしています、というお問い合わせを多く頂きます。
「庭仕事ひろば」では、コンポストトイレの情報とあわせて、雑排水処理についても、いままでの調査や経験などをできるかぎりお伝えして行きたいと考えています。

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 私ども、以前はダイワ化成さんの雑排水処理槽「クリーンガード」を兵庫県福崎町のほうで使用していました。雑排水処理に関する問合せをいただいた際にはお勧めしていたのですが、残念ながらすでに製造終了となってしまったとのことです。
 そこであたらしく、フジクリーン工業(株)、前澤化成工業(株)の製品を紹介いただきました。生活排水の処理技術開発に特化していると伺いました。少人数型の浄化槽も開発・販売されています。

CF-II型(5/7/10人槽)
fujiclean_cf2.gif

浄化槽カタログダウンロードはこちら

詳細・問合せは下記のホームページでどうぞ
フジクリーン工業株式会社
お風呂/シャワーや台所の排水、いわゆる生活雑排水について、環境にやさしくて安価な処理方法をさがしています、というお問い合わせを多く頂きます。
「庭仕事ひろば」では、コンポストトイレの情報とあわせて、雑排水処理についても、いままでの調査や経験などをできるかぎりお伝えして行きたいと考えています。

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「花水土(はなみづち)」というものがあります。「四電技術コンサルタント」生地さんによる「傾斜土槽法」のことで、高低差をつけた土壌のなかで微生物の働きで浄化させるものです。

page_07_01.jpg


傾斜土槽法「花水土」

標準型の台所排水であればコンパクト(傾斜土槽5段積み)で金額も約10万円から、メンテナンスも簡単、とのことです。ぜひ問い合わせてみてください。

http://www.yonden.co.jp/corporate/yonden/group/houjin/page_07.html

「花水土」をとりいれているkokkoさんのブログ
お風呂/シャワーや台所の排水、いわゆる生活雑排水について、環境にやさしくて安価な処理方法はないだろうか、というお問い合わせを多く頂きます。
庭仕事ひろば」では、コンポストトイレの情報とあわせて、雑排水処理についても、いままでの調査や経験などをできるかぎりお伝えして行きたいと考えています。

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まずは、(有)山和樹脂加工所さんの取り組みによる、下記の方式をご紹介します。パンフレットをPDFにしたものもアップしますので、どうぞご参考になさってください。

●ニイミ式浄化法(PDF資料).....新見正氏が開発した「土壌浄化法」は、汚水を土壌にうまく浸潤させることにより、地表1メートルくらいの土壌に生息している土壌動物や土壌微生物、植物の根などを利用して排水を浄化させる原理です。

●スパスムシステム(PDF資料).....上記の新見式を実用化したものがスパスムシステムです。

niimi.gif

詳細・問合せは下記のホームページでどうぞ
(有)山和樹脂加工所


      

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