コンポストトイレ〈エクセルNE〉の設置について説明します。
(実際の設置には、かならず取扱説明書をお読みください。)
DIYでできます。
もちろん、大工さんにお願いしても良いです。
「エクセルNE」は、電気をつかわないタイプです。
山小屋、農場、畑小屋など、さまざまな場所で活躍しています。
(写真上)ツリーハウス:長野県N様のエクセルNE
今回は、まったく電気の無い場所に設置する方法を紹介します。
(電気がきている場合については後述します。)
ファンを回すために、ソーラーパネルを使用します。
ソーラーパネルといっても、約30センチ四方の小さなものです。
価格は三千円ほどです。(現在の金額はこちらでおたしかめください。)
(パイプを曲げずに垂直に設置するなら、
上昇気流がおきるので、ソーラーパネルは要りません。)
〈エクセルNE〉の設置は、基本的に次の二点です。
(1)換気パイプを屋外にだす
(2)ドレインホースの設置
それでは、(1)換気パイプを屋外にだす から説明します。
お届けの際にDIYキットを同封しています。
必要な基本部材はすべて含まれています。
まず、エクセルNE本体の設置位置を決めます。
その上に、「継ぎ手」と「12Vファン」をのせます。
のこぎりなどで壁に穴を開けて・・・
パイプを通してください。
換気の効率をよくするために斜めを推奨しています。
壁に穴をあけずに、既存の窓から出すこともできます。
スキマをベニヤ板や粘土(エアコン設置用)でうめてください。
(防犯対策として窓を固定するなどしてください。)
ジャバラのパイプも便利です。
(下写真は細いパイプです)
パイプが通りましたら、シリコン材などでスキマを埋めてください。
エアコンの室外機への穴をふさぐための粘土が便利です。
ホームセンターで売られています。
継ぎ手と接続して、屋外で垂直にのばします。
先端にT字笠をとりつけて雨や雪を防いでください。
T字笠は付属しています。さしこむだけでOK。
防虫ネットもとりつけて、鳥や虫の侵入を防ぎます。
(防虫ネットも付属しています。)
パイプ用断熱材はお問い合わせください。
これで換気パイプの完成です!
次はファンを稼働させます。ソーラーパネルを置きます。
傾斜30度をつけて、南向きの日当りの良いところに。
屋根につけるのが障害物が無くて良いでしょう。
強風で吹き飛ばないように固定してください。
夜間や曇りの日でもファンが稼働するように、12Vバッテリーを接続してください。
こちらもお申し付け下さい。ご自身で用意する場合は下記など。
電線をつないで完成です!
電気がきている場所のばあいは、100V仕様のトイレファンをとりつけます。
お値段は数千円です。相談のうえお届けします。
これで、換気パイプとファンは終了です!
お疲れさまでございました!
つぎに (2)ドレインホースの設置 にうつります。
ドレインホースをつなげれば、設置はすべて完了です!
次の記事で説明します。下記をクリックしてください。
設置がおわりましたら、ぜひ下記もお読みください。
《コンポストトイレの点検》・・・(現在作成中)
ご質問などがありましたら、お気軽にお聞かせください。こちら
この記事作成にあたっては、山梨県北杜市清里の「老頭児おじさん」様より写真提供いただきました。ぜひお読みください:ブログ老頭児おじさん奮闘記