古民家再生の最近のブログ記事

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簡易尿処理システム モンライト http://www.fuyo-p.co.jp/p5.html


毛管浄化システム株式会社 http://www.mokan.co.jp/

困った土

長引いた工事もやっと終盤を迎えた5月中旬のことです。

 

地盤改良で掘り上げられたねんど土があり、雨が降るとぬるぬる滑って歩けないようになっていました。

そこへ「肥土(肥えた土)」という前触れで土を貰い入れることになりました。

ところが、運んでもらったものは石ころが混じった古い田んぼの土でした。何年も放置されて、がれきも投げ込まれたようなものでした。

雨が降ると泥沼になってしまいます。乾くとコンクリートのように固いので、小型耕運機で土をほぐそうとすると、石ころにあたって耕運機が壊れそうです。

こんなことなら真砂土を購入すればよかったと後悔・・・。

 

再びユンボでこの土を持ち出すこともかなわず、小型耕運機で表面だけほぐし、石を拾ってから竹チップを撒いて土に混ぜ込むよう試みました。


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運び込んだ古田の土をユンボで均す。

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ユンボのキャタピラの跡

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名称未設定 4.jpg小型耕運機で表面を均して、竹チップを撒く

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今後、雨が降って、泥沼になった土に、多少なりとも変化があるか見ていくつもりです。

改良には数年から5年かかるとも・・・。

竹チップの効果を確かめたいのですが、なかなか雨が降りません。

福崎町から引越します

2013年11月をもちまして福崎町での古民家暮らしに終始符を打ちました。
新天地・兵庫県猪名川町に引越しします。(写真

1998年に岡山での田舎暮らしを始めましたが、最寄のインターチェンジ開通に伴って近くの県道を走る大型トラックが増え、その騒音で引っ越すことにしました。
そして2004年に、福崎町で築90年の古民家再生に取りかかりました。

コンポストトイレ、生活排水の一部再利用、雨水利用、生ごみ堆肥、薪ストーブ(間伐・倒木材の利用)・小型ソーラーパネルによる換気扇など、エコライフ実践の場として、足掛け10年を過ごしてまいりました。

思い返せば、各地で古民家再生事業が盛んになりつつあったころでした。

遠くから、「古民家再生と循環型生活の取り組み」を見学に来て頂きました。

また、「コンポストトイレ」のご見学に、各方面からお越しいただきました。

(新しいエコトイレ開発にも打ち込みました)
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大きな古民家は、学生時代の友人にも楽しんでもらいました。
季節ごとに泊りがけで、畑の作業や薪割りを手伝ってもらいました。
中庭のパーゴラや庭のテーブルを造ってもらいました。
テーブルを囲んで、何度も楽しいお茶や食事をしました。

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kangaku.gif庭や畑には、大きな石を掘り起こし、野菜、果樹や庭木、ハーブなどを植えました。
夏の暑い日、熱中症寸前で畑作業をした日。
草茫々となった畑に立ち尽くした日。
大雨や大風でとても不安な日。
天井を小動物が駆け回って怖かった夜。
鹿が囲いを破って、何度も畑を荒らした日。

想いでは尽きません。

(引っ越し前夜)
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改めて、福崎へお尋ね下さった皆様に心から感謝いたします。
本当に有難うございました。

新たに、拠点を新天地・兵庫県猪名川町に移します。(こちら
今後とも、宜しくお願いいたします。

新しいテーブル

中庭に新しいテーブルができました!
棟梁は写真では見えませんが、お二人につくっていただきました。


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おふたり、ありがとうございました!

土間のタイル

勝手口土間にタイルを張りました!

材料費は合計で約1万2000円(タイル、送料、セメント、砂など)でした。

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窓に...

窓に防犯用の桟をつけました。気がかりだった窓も安心になりました。
お天気の悪いなかKさん、Mさんありがとうございました!

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薪ストーブ その後

2005年1月に完成した薪ストーブの、その後レポート。
以前の記事→薪ストーブ(2005年1月)

・天井の板は隙間だらけ(こちらは2階から石膏ボードを敷いて穴をふさぎました)
・壁も中塗りをしてもらい、隙間がなくなりました。
・土間にも部分的に板で床を作りました。
こんなことでずいぶん改善されました。

・外から入ってくると暖かいです。中にいるとつい、ストーブのそばに行ってしまいます。室温は15℃くらいでしょうか。
・田舎の寒さにも慣れてきましたので今のところ満足しています。
・薪は1日でずいぶん消費してしまいます。
・燃えにくい薪は煙が出ます。こまめに火の管理が必要です。
4mの松の無垢板を張っています。
もうこんな板を使う家はないでしょうと、材木屋さん。
木材の包装はひどく埃をかぶっていました。
大工さんは高齢ながら、朝は7時に来て、ちょっとおしゃべりの後、本当によく働かれます。
いつまでも元気で古い家を見守ってください。

CIMG30541.JPG手製の網戸も寸方直しをしてもらいました。

CIMG3056.JPG
それから、洗面台です。
予備の上水・下水管役立ちました。
材はヒノキ。裏は傷んでいますが格安です。
洗面陶器はオークションで獲得。
母屋には手洗い洗面がなかったので、これで便利になります。

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鏡が不釣合いになってしまいましたが当分はこのままで、古い家に住むことは楽しみ半分、苦労半分(経済的に)です。


床の弁柄塗装

この家はもともと、室内外(大黒柱のほか主な柱を除く)に弁柄が塗られていました。
改装に当たっても岡山の吹矢の弁柄を購入し、手の届く範囲で弁柄補修をしました。

今回、床塗装を試みたのは、母屋東側のもとは土間を板間にしたところです。
格安で、何より安全な塗装でしたが、また、腰やひざが痛くなってしまいました....。


床↓
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床その2↓
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・床面積:およそ35
・費用:弁柄1袋¥600送料別 (必要量は約5分の1)
・食用植物油:¥489
・墨汁:¥100

【その他必要なもの】弁柄を水で溶くバケツ、色見本を作る板切れ(床板と同じ材)、タオル3〜4枚、ゴム手袋、モップ(あれば)、養生テープ....、あとは労力です!

【塗装の注意点】
1. 床はきれいに清掃する。
2. 必要なところに養生テープを貼る。
3. 色見本(墨汁を入れる)を作って、薄めで塗る。
塗り重ねると深みが出る。色は乾くと薄くなる。
4. 弁柄を塗った後は十分乾かし、タオルに油をしみこませて床を磨く。
そして、タオルを変えてもう一度、から拭きする。床板は十分良く乾かす。
完成!!
★塗装は雨期を避けたほうがよいです。

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薪ストーブ

薪ストーブ、ついに導入しました!
新潟県のホンマ製。
本体、煙突、タイル、レンガ・取り付け費用など25万円くらいかかりました。
・レンガは耐火煉瓦ではありません。
・これを完成させるまで1年半かかってしまいました。
・レンガは、1個138円 x 100個 でした。




→ 薪ストーブのその後(2008年2月)
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