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2024年1月能登半島大地震での甚大な被害を受けられた皆様にお見舞いを申し上げます。

被災地でも作れる〈緊急トイレ〉の作り方を案内します。
被災されたの方々の長引く避難生活の一助となればと願います。

阪神淡路大震災の教訓
阪神淡路大震災のときには、水の流れなくなった水洗トイレの大量のウンチが溜まってしまい、バケツの水(少量)で流し続けた結果、「つまる」「あふれる」の問題が頻発し、避難生活がさらに苛酷なものになったと報告されています。

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オシッコとウンチを分けるとよい〈緊急トイレ〉
断水しているとき、ウンチはトイレに流れませんので、分別してゴミとして処理する、または土にする(堆肥にする)方法が有効です。
オシッコだけを、下水または水路に流す、または復旧後の水洗トイレに流してください。


オシッコとウンチを分ける理由
・分けると処理が簡単になります。(例:大はビニル袋に、小はバケツから水路へ)
・分けると悪臭がかなり軽減されます。
・トイレを各家庭で簡単につくることができる。


用意するもの
◎座面が外せる木製椅子(木箱なで代用してもよい)
◎カップラーメンなどの容器、できるだけ大きいもの(オシッコを受けるための〈分別ボウル〉となる)
◎土のう袋、なければ古新聞。また、枯れ葉など。
◎便座(段ボール紙で代用してもよい:最下図)
◎ガムテープ または固定用ビスとドライバーなど

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つくり方
①椅子の座面をはずす。座面は椅子のウラにビス止めされているのでドライバーが必要かもしれません。
②カップラーメンなどの容器に穴をあけて〈分別ボウル〉をつくる。
③〈分別ボウル〉を座面の前のほうに固定する。
④〈分別ボウル〉の下にポリタンクまたはゴミ箱を置く。ここにオシッコをためる。
⑤バケツを用意し、オシッコを受ける〈分別ボウル〉の後におく。
⑥バケツに土のう袋、古新聞または枯れ葉など、を入れてウンチを受けるようにする。
⑦家庭の水洗トイレの便座をはずしてのせる。ふつう便座は簡単にとりはずすことができます。便座シートがない場合は段ボールなどを形成してつくる(最下図)。


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おしっことウンチの処理方法
オシッコは・・・
 ①ちかくの下水(マンホール)に流してください。
 ②ご自身の畑があれば、畑の土に撒いて肥料にする。
 ③またはポリタンクなどの容器に保管、フタをする。水洗トイレ復旧後にトイレに流す。
 オシッコを長期保管する場合は・・・
 分量に対して1%ほどの食酢をまえもってタンクにいれておくと、臭気の発生を抑制する効果があります。ただし保管にはかならずフタをしてください。
 例: おしっこ1リットル(およそ一人1日ぶん)につき、食酢10cc、水10cc

ウンチは・・・
 ①ビニル袋にいれてゴミとしてためる。
 ②土のう袋にうつし、ヒモをしめて雨でぬれないようにして、およそ1ヶ月保管して土に還す。
  気温が15度以上になるとハエが発生して侵入します。トイレをつかわないときはバケツに段ボール紙などでフタをしてください。
 ③古新聞につつんで保管する場合は、大きいゴミ箱に密閉せず通気を保って、保管してください。できるだけ乾燥させてください。
 ④堆肥として最終処理するには、20センチほどの穴を掘って土に埋めてください。
 

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2022年6月20日発売の雑誌『天然生活』(8月号)に、料理家〈どいちなつ〉さんのインタビュー記事が掲載され、ご利用いただいているGreenLyの商品「お庭のエコトイレ」についてもご紹介いただきました。
「生活から出る排水は、できるだけ環境負荷の少ないものにしようと工夫しています」とお話しされています。10年前に移住された淡路島で「お庭のエコトイレ」をお使いいただいています。

『天然生活』2022年8月号情報はこちら

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暗渠排水管(溝付有孔管)・・・手前砂利の下に見える黒い管

粘土質の土では、雨が降るとぬかるみ、天気が続くとコンクリートのように固くなります。
とりあえず、梅雨に備えて排水を確保しました。
ネオドレーン75∮・・・と思いますが、工務店さんの在庫でよく似た商品です。

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水路は幅60cm掘るつもりでしたが、なかなか大変で、
たぶん40cm位、これで長さ8m(4mを2本・呼び径75)になりました。
突き当りに側溝があります。側溝 → 雨水枡 → 塩ビパイプで、水路に誘導します。

このパイプは網になっていて外側にらせんに筋が巻いてあります。
砂利の大きさは、駐車場などにも敷かれているような、ふつうのサイズです。

砂利は底に10~15cm、周りと上も15cm位敷きました。幅40cm位。

ようやく・・・

ようやく、家の全体像が見えてきました。

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よく焦げた焼杉板の家となります。手前が倉庫(蔵?)です。
鬼瓦はないものの、屋根瓦もなかなか立派です。

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内部の写真です。外断熱と内壁(土)。
狭いながらも小さな屋根裏付きです。梯子をつけます。
土間から天井までは4.5メートルです。

また追って写真を撮ろうと思っています。

新天地へ引越し!

新天地、兵庫県猪名川町へ引越します!
まだまだこれから、準備中です。

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このブログの名前も変更します!
「五風十雨(ごふうじゅうう)」.....5日に一度のさわやかな風と、10日に一度の適度な降雨がもたらす恵み、転じて平和にを願う意味がこめられています。

2013年、エコライフ「五風十雨」への挑戦です!


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