コンポストトイレ(バイオトイレ)とは、微生物の働きで排泄物を分解して堆肥にするしくみです。
原理はむずかしくありません。適切な湿度・温度・空気、そして栄養があれば、好気性微生物が活性化し、有機物を二酸化炭素と水分に分解します。
排泄物の約90%は水分なので、残りはわずかです。養分を含む土(堆肥)としてリサイクル出来るのです。
① 微生物活性化のために、空気をよく含ませることが一番重要です。木質材チップとまぜて
撹拌
、つまりかき混ぜます。
② 空気をとりこむため、小さな換気扇がついています。屋外へ排気するようパイプをつないでください。
③ GreenLyシリーズは大と小を分けて処理する「分別式」です。Sun-Marシリーズは大と小をあわせて処理する方式です。
④ 余剰水分は屋外で受けます。固形堆肥も液肥も、畑でリサイクルすることができます。(内蔵のヒーターで水分を蒸発させるモデルもあります。)
⑤ 余剰水分は(生活雑排水もそうですが)浄化処理する仕組みをつくるのもよい。
コンポストトイレは場所を選びません。
ほとんど「置くだけ」です。水を使いませんので、配管工事も不要です。
たとえば、畑小屋には〈エクセルNE〉、工房には〈エクセル〉など、
用途に応じて、適合するモデルを選んでください。
山や海の別荘、ログハウス、工房、
農作業の小屋、汲みとりからコンポストトイレへ。
野外ワークショップ、山の施設、キャンプ場、
田舎暮らし、古民家再生、"はなれ"などに。
DIYで簡単に設置して使えます。換気パイプやドレインホースなど、設置に必要な部材はすべて含んでお届けします。
1日に一回程度、母材となる木質チップを追加投入します。
1〜2日に一回程度、ハンドルを回して撹拌(かくはん)します。
およそ1〜2ヶ月ごとに、取り出しの時期となります。
モデルや使用人数によって異なりますので、それぞれのペースを決めます。
右:コンポストトイレ(エクセルNE)の紹介動画
いろいろなモデルがあります。どれが一番用途に合うか、分かりやすく説明します。
電気をつかわないモデル、電気をつかうモデル、災害用に適したモデル、少人数用、狭い場所に設置できるモデル、簡易水洗式モデルなど、多岐にわたります。
大と小を分別して処理する方式、そうでない方式があります。
コンポストトイレを導入いただきましたら、しっかりサポートさせていただきます。
設置について、使用について、
お客さまのご利用状況などをお伺いしながらより良い使い方をご提案をいたします。
万一のトラブルにも対応します。
堆肥改善のための活性剤などもご提案いたします。
推奨商品は庭仕事ひろばのオンラインショップでもお買い求めいただけます。
■ 電気を使わない!
電気をまったく使わないモデルもあります。
電気モデルの場合でも、撹拌(ハンドル操作)は手動でおこない、モーターは使いません。
■ 水を使わない!
水を使いませんので、配管工事も不要。どんな場所でも使えます。
(簡易水洗タイプもあります。)
■ 設置が簡単!
DIYでご自身で簡単に設置出来ます。
換気パイプなど設置に必要な部材をすべて含んでお届けします。
■ 価格が安い!
本体価格が大変お求めやすくなっています。
さらにDIYで設置出来るので工事費がかかりません。
■ においはありません!
微生物の働きで無臭になります。
(万が一の臭気でも排気ファンで室内で困ることはありません。)
■ 堆肥をつくる!
コンポストトイレの最大のメリットは堆肥をつくることです。
取り出した固形堆肥も液肥も畑でリサイクルできます。