(紹介のためのリンクです。)
芙蓉パーライト株式会社 http://www.fuyo-p.co.jp/index.shtml
簡易尿処理システム モンライト http://www.fuyo-p.co.jp/p5.html
毛管浄化システム株式会社 http://www.mokan.co.jp/
TBSテレビ「世界ふしぎ発見!」にてコンポストトイレが紹介されました。
2016年1月9日(土曜日)放送回「太りにくい!老けにくい!その秘密はここにあった 知られざる腸内細菌パワー」にて。
電気なし一体型タイプ「エクセルNE」が、テレビ番組内で紹介されました。
(29分35秒ころ)
北海道洞爺湖にて<エクセル>を使用いただいているMさんよりいただいた貴重なレポートを紹介しています。
こちらは(その4)です。
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【足置き台・蒸発室】*足置き台は、大人・子供・男性・女性によって使い分けが出来るよう折りたたみ式になっています。*また、子供等が足置き台に立った場合、安定が確保できるよう広く製作してあります。トイレ前床下には、電気配線や水道配管のため、高さ9cmの空間があります。また、蒸発室清掃時の床面が汚れないようにプラスチックトレーを設置しています。【ドレイン】*ドレイン状況は、常に床下で確認できます。(ポタポタの状態で流れ出る。)ドレインされた水は、外のコンポストまで導き、地下への浸透と落葉等での腐葉土づくりに役立てています。泥炭等のくずを徹底的に洗い流して除去したピートモスを使用するようになってから、ドレインラインの詰まりは見られません。万が一つまった場合には、自転車の空気入れのノズル部分を改良したものを利用し、定期的に外側から空気を入れる方法でドレインラインの清掃で詰まり防止を図っています。【換気パイプ】外側の換気は、内径75mmのパイプを使用しています。不快な臭いとまでは言えませんが、換気筒が低いと臭気が漂うときがあるため、写真の高さに設置しました。不具合はありません。* 結露(水滴)対策低温期間の長い北海道では、結露水が結構でます。塩ビ管 VU継手90度 大曲Y により、トイレ側に逆流しないようにしています。↑ 換気↓ 水滴(左からトイレの換気がながれてきます。)
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レポートにて詳しい報告・提案をいただきありがとうございました。
こちらはあくまで個別のケースということになりますが、とても参考になります。
他のユーザーさまにおかれましては、お問い合わせくださいましたら、出来るかぎり情報提供・アドヴァイスさせていただきます。
*Mさまの写真は、<ユーザー様 導入例>のページにも掲載させていただきました。
北海道洞爺湖にて<エクセル>を使用いただいているMさんよりいただいた貴重なレポートを紹介しています。
こちらは(その3)コンポストシュアー(ピートモス)です。
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【ピートモスについて】*発酵分解トラブルへの対応数年間、忠実に、示された改善策や予防の実施、さらに、入手できる材質での発酵分解への取組みを行いましたが、取組みに際して感じたのは、「ドラム方式」が多々優れている点がある事です。その1つが、ドラム内で問題が発生し改善が出来なかった場合でも簡単に内容物の取り出しができ、新たなコンポストシュアーの投入でやり直しができる事です。(これは最終的な解決策ではありませんが。)コンポストトイレを設置された方は同じようなトラブルを体験したことがあると思いますが、私も使用の手引書の表1〜表3に出ているようなトラブルを経験しました。*色々なコンポストシュアーの材質を試した結果、洗浄便座の使用に関わらず、発酵分解に優れている物を紹介します。札幌近郊のホームセンターでは、A級・B級・C級の3種のピートモスが販売されており、長繊維質のC級が発酵分解に優れています。粗い繊維質の為、空気層が確保され酸素の供給に優れています。その分、繊維質が粗い事から「保水性能は」劣ります。そして、劣っている保水性能を補う為の材質「ミズゴケ」については次項で説明します。ドラムのスクリーン目詰まりが、トイレ設置初期からよく発生したトラブルでした。色々な材質を試した結果、最終的に長繊維質のピートモスで、これをよく水洗い「泥炭・屑」を除去、これをネット等に入れ、乾燥後、更によく振って「チリ等」を取り除きます。繊維質だけとなったピートモスと保水性維持のミズゴケ(後述)を二割ほど加えたものがコンポストシュアー材となります。使用の際は、EM菌を加える事により、発酵分解が促進されトラブルの発生は皆無となりました。現在は、シュアー材を一年間入替えしませんが、コンポストトイレとしての機能低下・トラブル発生は見られなくなりました。【ミズゴケについて】*「ピートモス」も「水ゴケ」の一種ですが、ピートモス・水ゴケ それぞれ商品名のままで説明します。(実際、資質的にはかなり違います。)園芸材として<水ゴケ>の保水能力が高いのは理解していました。水洗いして長繊維質だけとなったピートモスの保水に関る調整材として、ちょうど良い材質です。*<水ゴケ>の保水力テスト① 50g、4リットルのミズゴケに1000ccの水を浸み込ませる。② バイオドラムのスクリーンに見立てた器に入れる。③ ぽたぽたと滴る排水も1時間程で停止する。④ 排出された水量が 200cc なので、50g 4リットルのミズゴケの場合、800cc の保水能力がある。【EM菌発酵促進剤】トイレ使用後には<EM菌をふりかけています。夏の高温季にはドラム内で泡立ちが確認でき、発酵分解がかなり早く進むのが見られます。発酵分解が促進されるようになってから、ハエ(通常の家バエ)の発生がなくなりました。ただ、コバエの対処方法が見つかりません。現在各種販売されている物では、期待した効果が得られません。コバエ対策は、これからも長い戦いになりそうです。1割程、小動物用床材を入れて保湿・吸臭・吸湿・通気性を図る取組みも行っていますが、使っても使わなくても、効果に大きな差は見られません。2013年11月27日 北海道新聞冬でも堆肥が作れる発酵素材<392>が開発されたと出ていました。氷点下10度以下でも、30〜50度の発酵熱を放出するとのこと。凍結季のコンポストトイレの使用期間が広がるかもしれません。EM菌と違い、ホームセンターで簡単に手に入りませんので、今後が楽しみです。
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詳しい報告・提案をいただきありがとうございました。
こちらはあくまで一例ということですが、とても参考になります。
他のユーザーさまにおかれましては、お問い合わせくださいましたら、出来るかぎり情報提供・アドヴァイスさせていただきます。
*Mさまの写真は、<ユーザー様 導入例>のページにも掲載させていただきました。
北海道洞爺湖にて<エクセル>を使用いただいているMさんより頂戴したレポートを紹介しています。
こちらは、(その2)温水洗浄便座の取り付け です。
*改造を推奨するものではありませんが、参考になりましたら幸いです。
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*ボルト取り付け穴の位置は同じでしたので、他メーカーの温水洗浄便座も取り付け可能でしょう。*ノズルの洗浄時を含め、洗浄水はバイオドラム内へ導く必要性があります。写真は、ステンレス板(不要になった煙突利用)から自作したものです。導水板とでも言いましょうか。*ボールライナーに付着した汚物は霧吹きの出水流をストレート状態で使用し流し落とします。
( ↑ 画像をクリックすると拡大します。)
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レポートにて詳しい報告・提案をいただきありがとうございます。
改造はお勧めしていませんので、こちらはあくまで個別のケースということになりますが、とても参考になります。
他のユーザーさまにおかれましては、お問い合わせくださいましたら、出来るかぎり情報提供・アドヴァイスさせていただきます。
*Mさまの写真は<ユーザー様 導入例>のページにも掲載させていただきました。
北海道洞爺湖にて<エクセル>を使用いただいているMさんより、貴重なレポートをいただきました。
コンポストトイレに最も適した母材(コンポストシュアー)の実験を重ねたり、換気パイプやドレインの工夫についてもレポートをいただきました。
<洗浄便座>もご自身の改造により取り付けられ、不具合のないような使いかたをレポートくださいました。
はじめに
(Sun-Mar社のコンポストトイレと日本の温水洗浄便座の融合について)2005年に購入を申しこみ、初期の頃、電話で何度かトラブルの解決について相談指導を仰いだ者です。アウトドアライブを趣味の一つとする私にとって、制作中のセカンドハウスで使用するトイレを検討していた際、ネットで<Sun-Mar社>のトイレを知り、そのコンポストトイレの数あるセールスポイントの理解と賛同から購入をきめて現在に至っています。今日迄、メカニカルに関るトラブルの発生は無く、構造的には良く研究された<コンポストトイレ>と思います。特に、<バイオドラム>での発酵分解方式は、少人数での使用に適した簡易で便利なトイレと思います。私の場合は<コンポストシュアー>に関る問題解決に数年の時間が掛かりましたが、現在は維持管理に問題なく対処しています。アウトドア派の私にとっては理解できるコンポストトイレですが、日頃から水洗トイレや洗浄便座に慣れ親しんでいる日本人にとっては、抵抗感・拒否感を持つ人がいるのも事実かと思います。 そこで、「電気・水道」が使える状況下ではより快適に、そう出ない場合でもコンポストトイレ本来の使い方で、と考え、バイオドラム方式での洗浄便座使用の可能性について取組んできました。 (水洗トイレと洗浄便座は一体と思われているかも?)(メーカーにより、ウォシュレット・シャワートイレ・クリーンウォシュ などの名称がありますが、説明は 温水洗浄便座 で行います。)昨年中に問題点は解決していましたが、更に半年の時間をかけてトラブル発生の有無について点検した結果、同じような考えの人への情報提供(情報交換)が可能になりました。私自身は、建築・電気・水道等の特別な関係資格は持っていません。 ホームセンターで手に入れられる 工具・資材・部品 で作業出来ますので DIY に興味がある人は、日本人が開拓した洗浄便座で、バイオドラム方式のコンポストトイレ生活が、より快適にできると思います。 (トイレットペーパーの使用量は 激減 します)セールスポイントの一つ、「水を使わないので配管工事は不要」との文言や、輸入販売元としての、何らかの制限が有る事も理解出来ます。 勝手な情報提供(情報交換)は控えるべきと考えますので<庭仕事ひろば社>としてのご意見を賜りたくお便りしたしだいです。何かとお忙しい事とは思いますが、宜しくお願いいたします。
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レポートにて詳しい報告・提案をいただきありがとうございます。
こちらはあくまで個別のケースということになりますが、とても参考になります。
他のユーザーさまにおかれましては、お問い合わせくださいましたら、出来るかぎり情報提供・アドヴァイスさせていただきます。
*Mさまの写真は<ユーザー様 導入例>のページに掲載させていただきました。
Sun-Marコンポストトイレの使い方を説明します。
一体型モデル(Excel、Excel Ne、Compactなど)についての説明となります。
「小」「大」ともに一般的な便器と同様に用を足します。
通常のトイレットペーパーも、バイオドラム内に投げ入れます。
ただし、量を多く使う場合は、別途にゴミ箱を設けたほうが良いでしょう。
毎日、木質材を《バイオドラム》に足してゆきます。
たとえば、毎日二人の利用でしたら、一日につき、付属スプーンで2杯程度をいれてください。
使い始めの頃は、付属の木質材《コンポストシュアー》をつかってください。
それが無くなりましたら、別の木質材を用意して使ってください。
もっとも理想的なものは、広葉樹のチップ(粗いものが良い)です。
または、ピートモスや腐葉土などを使ってください。
木質材を入れるのは、水分調整のためです。
ベタベタ(水分が多い)になってしまったら、木質材を多く入れます。
乾きぎみ(水分が少ない)ならば、木質材を減らすか、コップで水をいれてます。
次に、ハンドル操作です。
毎日利用の場合なら2〜3日に1度、ハンドルをゆっくりと右回りに回します。
バイオドラムを3〜4回転させます。
混ぜ合わせることで空気を取り込み、水分の均等化を図ります。
【ご注意】回し過ぎるのは、よくありません。中でカタマリができてしまうからです。
偏りができないように注意してください。
コツは、いったんハンドル収納位置から行き過ぎたところまでハンドルを回転させてから、元に戻すと良いでしょう。
週末のみ利用の場合、たとえば「日曜の晩にハンドルを回す」などと家族でルールづくりをされると良いでしょう。
なお、3日以上使わないときは、電源を切ってください。
* * *
つぎに、取り出しについて説明します。
お一人で毎日利用であれば、1〜2ヶ月に一度ほど、取り出し操作の時期となります。
2人で毎日利用であれば、1ヶ月に一度ほどになるでしょう。
週末利用のかたは、数ヶ月に一度となるでしょう。
バイオドラム内が多くなってきましたら、ハンドル操作(反対)をします。
通常の操作は右まわりですが、ハンドルを左まわりに回してください。
バイオドラムの中身が、いくらか下に落ちます。
ここで、まだ取り出しません。
この段階では、水分も多く含んでおり、ごく最近に用を足したものも含まれています。
さらに1〜2ヶ月経ち、さらにハンドル左回しの時期がきたら、
実際に引き出しから取り出して処理してください。
あとは、畑などで肥料として使うなど、有効利用されることをお勧めします。
ドレインホースから余剰水分を外に出している場合には、定期的に水分を処理する必要があります。
こちらをお読みください。→ドレインホースの設置
日常的な使い方はこれで終わりです。ぜひ下記もお読みください。
《コンポストトイレのお掃除・点検》・・・(作成中)
※Sun-Marコンポストトイレは、それぞれの使用場所の行政指導に従って使用してください。
コンポストトイレのスタートは簡単です。
換気パイプなどが設置できましたら、下記の準備をしてください。
付属のスプレー《コンポストクイック》を
《バイオドラム》の内側・外側や、《受け皿》《蒸発室》など
まんべんなくスプレーして下さい。
付属する木質材《コンポストシュアー》の半分(約15リットル)を
ビニール袋または新聞紙に取り出します。
三袋(一袋10リットル)でお届けしている場合は、一袋半を使います。
三袋(一袋10リットル)でお届けしている場合は、一袋半を使います。
ぬるま湯2リットルをまんべんなく振りかけて下さい。
コンポストシュアーをバイオドラムに入れて下さい。
さらにバイオドラム内にコンポストクイックをスプレーして下さい。
付属の微生物活性剤《マイクローブミックス》の袋半分(約30グラム)を
バイオドラム内にふりかけて下さい。
ハンドルを右回転させ、バイオドラムをゆっくり回して内部を混ぜ合わせてくだい。偏りがないように注意してください。
電気モデルの場合は、電気コンセントを繋いで下さい。
これでコンポストトイレのスタート準備は完了です!
トイレを使い始めてください。
なお、マイクローブミックスの残り半分は、2週間後に同じ要領で振りかけてください。
トイレを使い始めてください。
なお、マイクローブミックスの残り半分は、2週間後に同じ要領で振りかけてください。
スタート準備がおわりましたら、下記もお読みください。
《コンポストトイレのお掃除・点検》・・・(現在作成中)
ドレインホースの設置 について説明します。
〈エクセルNE〉ではドレインの設置は必須です。
〈セントレクス1000〉シリーズ(簡易水洗式)も必須です。
〈エクセル〉〈コンパクト〉では必要ありません。
ただし、人数が多い、来客がある、寒冷地、停電を想定
などの場合はドレインをつけてください。
〈エクセルNE〉では本体後ろにドレインの口があります。
勾配がつくように、屋外にだします。
コンポストトイレからの余剰水分は「リーチェット(Leachate)」と呼ばれ、
栄養価が高すぎたり、微生物や細菌を含む可能性があります。
地下浸透したり水路に流さないでください。
安全に処理する方法はいくつか考えられます。
主に下記の三つを参照してください。
(1)液肥としてリサイクルする
(2)《ドレインピット》《ガーデンベッド》で処理する
(3)《コンポストパイル》方式にて処理する
詳細は、お問い合わせいただきましたら詳しくお伝えします。
それぞれの概要を説明します。
(1)液肥としてリサイクルする
ポリタンクなどで受けて、消毒したうえで畑にまく方法です。
余剰水分/液肥の取り扱いには十分注意が必要です。
すぐ使わずに、日数をおいて、石灰窒素などで消毒してから、希釈して畑にまいてください。
石灰窒素を約2〜3%加えて有害菌を減菌し、一昼夜おいてから、水を加えて5〜10倍に希釈すると良いでしょう。
希釈をするのは、植物の害になる塩分濃度を薄めるためです。
希釈には、雨水を利用すると節約になりますし便利です。
(ポリタンクに接続)
(液肥で育つ作物)
(2)《ドレインピット》や《ガーデンベッド》で処理。
草木(雑草)の力で水を吸い上げ、また太陽熱で水分を蒸発させる方法です。
人数が少なめのときは、目安として1メートル平方、深さ1メートルほどの《ドレインピット》を作成してください。
一番底に、地下浸透しないように防水シートを施します。
日当りのよいところにつくってください。日光の力で蒸発させます。
雑草、または花壇などにしてください。草木に水分を吸い上げさせます。
雨水はなるべく横に流れるように盛り土をするとよいでしょう。
人数が多い場合には《ガーデンベッド》という方法もあります。
原理は同じで、帯状にして多い分量を処理できるようにします。
(有孔管をつかってガーデンベッド)
《ガーデンベッド》は、孔のあいたパイプ(有孔管)を使って、土中の微生物、および草木の水を吸い上げる力、太陽熱などによって処理する設備です。
(3)《コンポストパイル》などで処理する。
液肥として畑にまくというのは良いリサイクルなのですが、実際のところ、頻繁に水を撒くのは骨がおれる作業です。
季節によって肥料の必要がないこともあります。
そこで、次のような方法も考えられます。
コンポストトイレからの余剰水分を母材(写真の例は籾殻)にしみこませます。
前述のように石灰窒素で滅菌して一昼夜おいてから行って下さい。
畑でおこなうと雨・夜露などで自然に希釈され、
周りの植物が養分を吸収します。
私たちのここ数年間の実践では、塩害を発生している様子もありません。
ジョウロを使ってパイル(積み上げたもの)に撒いています。
籾殻はよいと思います。夏でもコバエが近づきません。
下の写真は、籾殻ではなく、枯れ葉や朽ち木を使ったものです。
カゴは、底に穴があいているものを使用します。
以上でドレインホースの概要の紹介はおわりです。
設置がおわりましたら、ぜひ下記もお読みください。
《コンポストトイレのお掃除・点検》・・・作成中
生活排水やコンポストトイレからの余剰水分を、処理する方法として、
《有気性ガーデンベッド》を紹介します。
孔のあいたパイプ(有孔管)を使って、地下浸透(環境汚染)することなく、土中の微生物の働き、および太陽熱、草木の水を吸い上げる力などによって処理する設備です。
下には防水シート、そして豆粒大の小石・砂利・砂などを敷き詰めます。
下の概念図では、排水・尿液が左から流入します。右側に通気孔があって酸素を取り込む仕組みです。
イラスト出典: Liquid Gold: The Lore and Logic of Using Urine to Grow Plants
* * *
あくまで参考例ですが、上記のコンセプトを実用化するためのプランをイラストにしてあります。
【横から見た図】
【前から見た図】
(図をクリックすると大きい画像が表示されます。)
上記はあくまで参考例です。気候・地質・行政指導・使用頻度・水分量などの 諸条件、および水分処理の目的、予定使用年数、などによって大きく異なるで しょう。
・《ガーデンベッド》は陽当たりの良い場所につくってください。
・《ガーデンベッド》の長さは、水分処理の量に応じて、5~10 メートルを目安 とします。
・最も下には防水シートなどを敷きます。地下浸透しないように します。
・使用する頻度・人数が多い場合は、ガーデンベッドを長くします。その場合は、土地の状況に応じて、「コの字型」や「弓の字型」も検討するとよいでし ょう。
・直径100ミリの「有孔管」を使用し、まわりを砂利で囲う。孔を自分であける場合は、径5ミリほど。ナイロン生地や網を巻いて、砂が入らないようにすると良い。
・空気をとりこみ微生物を活性化させるため、パイプの反対側は地表にでるようにします。(雨が入らないように工夫する。)
・有孔管のまわりには砂利。大きめのものにして目づまりしないようにする。空気がとおるようにする。
・砂利の上には、草木が育つようにするため、土をいれます。
・地表には、グランドカバー(芝生などの草木)を播種します。根をはり、水分を吸い上げます。
・地表部分は、土を盛り上げておきます。雨が流れ込まずに横に流れるようにするためです。
・生活排水を処理するためには、一人あたり10mを目安にしてはいかがでしょうか。
・水の最終的な出口について、水路へゆくのか、畑などにゆくのか、決定すること。
・経年により詰まりが発生した場合は、水が溜まるので、掘り起こして目詰まりをなくす。